年数が経過した車の廃車買取相場とは？

年数が経過した車は寿命によって廃車に至るケースが殆どです。
その場合の廃車買取相場が気になるところですが、これは「中古車買取が可能かどうか？」を1つの目安にしておくのがオススメです。

車の寿命は何年？

車の寿命を年数で知りたい方は多いと思いますが、目安となる年数は特にありません。
何故かというと、車は消耗品なので乗れば乗るほど寿命が縮まるからです。
毎日の通勤で車に乗る方と週末の数時間だけしか車に乗らないという方では、同じ車であっても寿命の年数は極度に変わってきます。
一般的に車の寿命は年数ではなく走行距離を目安とします。
走行距離が10万Kmを超えてくると、そろそろ寿命が近いといった感じです。
大体、10万Km～15万Kmが車の乗り換え時期と言われるので覚えておきましょう。
もちろん、15万Kmを超えて20万Kmまでいっても問題なく乗ることのできる車もありますが、車の価値は当然ながら低くなります。
もし、買取で高額を狙うのであれば走行距離が短いほど価格が高くなることを念頭に置いておく必要があります。

車の買取相場は無いに等しい

車を売るとなれば相場が気になりますが、車の買取相場は一律として目安になる金額がありません。
基本的に車種やメーカーや走行距離など、すべての情報が一致するケースにおいて相場を見る必要があります。
例えば、国産車と外車の違いだけでも相場観は全く異なるわけであり、日本製の車は様々なメーカーがあって各メーカーからいろんな商品がリリースされています。
その中でも需要が高い車があれば不人気な車もあるので、一概に走行距離だけで相場が決まるわけではありません。
WEBを使えば自分が乗っている車の買取相場を調べることが可能ですが、走行距離を含めて車の状態から買取価格が変わってくるのであまり参考にはなりません。
では、どうやって相場を調べるのかというと、これは「査定を受ける」の一言に尽きます。
査定を受ければ自分の愛車の相場をしっかりと抑えることができます。
また、経年劣化から買取を検討する場合は「中古車買取」を優先検討しておき、次に「廃車買取」を検討する方が高額を狙えます。

中古車買取と廃車買取の違いは抹消登録

中古車買取と廃車買取の違いは、利用者の立場からすると廃車手続きを検討しているかどうか、業者の立場からすると再利用の方法です。
中古車買取は引き取った車を再販して市場に流しますが、廃車買取では必ずしも再販するとは限りません。
事故車等はスクラップから資源素材として利益を得るケースが多く、解体によるパーツの再利用も代表的です。
経年劣化の愛車と中古車買取するか、それとも廃車買取するのかの考え方は「廃車を検討しているかどうか？」がポイントです。
廃車手続きをしようと思っているなら永久抹消登録をすることになるので、その場合は廃車買取がベストです。
ただし、廃車手続きを検討するといっても車によってはまだ乗れるケースがありますね。
その場合は先に中古車買取で査定を受けておく方が良いです。
寿命が近い車は中古車買取では二束三文以下の値段を付けられることが多いですが、この辺りの判断は素人にとって走行距離だけで価格を想定することは難しいです。
もしかすると、いわゆる「思わぬ値段」が付く可能性もあるので試してみる価値はあります。
また、中古車買取と廃車買取は極端にいうと業者が車を引き取った後に「どのような再利用を検討しているのか？」だけなので、中古車買取に売却しても廃車手続きからの再利用を行っている業者もあるでしょう。
中古車買取で査定を受けた結果として値段が本当に安かったのであれば、次に廃車買取で査定を受けてみましょう。
この流れだと中古車買取と廃車買取のどちらがお得なのか、また両者の買取において最高値を提示してくれる業者を見つけることもできますね。
どちらで査定を受けるにしても無料なので、時間を見つけてじっくりと査定から相場を調べるのがオススメです。

中古車買取が不可なら廃車買取一択

中古車買取では、査定を受けた時点で買取できるかどうかが分かります。
20万Kmなどいつ車が不動になってもおかしくない場合など、そもそも値段が付かないことがあります。
そんな場合でも最終手段として廃車買取を使えるのが利用者にとって嬉しいポイントです。
廃車買取は中古車買取と違って再利用の方法が異なります。
中古車市場では無価値と判断されても、廃車買取市場では資源素材としての価値だけでも引き取るメリットがあるわけです。
また、事故車や水没車など動かすことができない車でもお値段が付くことがあります。
いずれにしても抹消登録で処分を検討しているならば、中古車買取での価格がダメだった場合は廃車買取に大きな期待を持てます。
廃車買取の査定も一括無料査定がありますし、数社の査定結果を比較しながら相場を調べてみることで好条件の取引相手を見つけることができます。