
廃車証明書が無いってホント?
軽自動車にも普通車にも自動車検査証、略して「車検証」は共通でありますよね。初めて自分の自動車を購入して、車検証の所有者欄や使用者欄に自分の名前が入っていると感慨深いものがありました。しかし、自動車を廃車にする時にこの車検証は返納しますが、車検が完了した後に発行される書類が、「廃車証明書」ではないのはご存知だったでしょうか。今回は廃車後に発行される書類の正体を具体的にご紹介していきます。
軽自動車編
自動車検査証返納証明書
軽自動車を一時抹消登録した時に発行される書類です。一時抹消登録自体は解体を伴わないので、廃車を依頼してこの書類が送られてくる場合は、自動車として再販売される可能性が高いです。もしくは、年度末の繁忙期に解体が間に合わずに、取り急ぎ3月中に抹消登録を行った場合もこちらの書類が発行されます。
検査記録事項等証明書
軽自動車を永久抹消登録した時に発行される書類です。軽自動車は海外に輸出される事が少ない為に、軽自動車の廃車を依頼する場合は基本的に解体を伴いますので、この書類が発行される事が多いでしょう。この書類は自動車が解体された事を示しています。
普通車編
登録識別情報等通知書
普通車を一時抹消登録した時に発行される書類です。軽自動車と同じく、普通車の場合も一時抹消登録は解体が伴いませんので、自動車としての価値が残っており自動車として再販売される事が想定されます。特に特定の車種に関しては海外に輸出されますので、こういった車種に限って言えばかなり走行距離が伸びていようがかなり古い年式であっても、海外では非常に高い人気があります。
登録事項等証明書
普通車を永久抹消登録した時に発行される書類です。永久抹消登録は解体を伴いますので、この書類が発行されたという事は、廃車依頼した自動車は部品取りされ解体され鉄資源として再生された事を意味します。普通車の場合、特に大型の車種に限って言えば、鉄資源としてもかなり価値がありますので、再販売される事無く部品取りされ解体される事の方が多いと言えます。
各種証明書提出先
廃車後に取得出来る証明書の提出を求められる手続きは実はほとんどありませんが、次の手続きを行う場合はその限りではありません。
自賠責保険解約
車検期間が残っている自動車の廃車を行った場合の、自賠責保険の解約手続きと保険料還付申請には、廃車後の証明書の添付が必要です。自賠責保険を発行した損保会社の窓口で手続きを行う事が出来ます。
自動車保険中断
廃車にした自動車にかけていた自動車保険が不要になった場合、そのまま解約するか一時的に中断するかの二択になります。等級が上がっており一時的に中断する場合は、廃車後の証明書の提出を求められます。こちらも保険加入先の損保会社か代理店で手続きを行う事が出来ます。